−悪沢岳(尾瀬)

この瞬間ガスの切れた至仏山(悪沢岳か

はなっからこの山をめざす人はいないと思います。28日「気まま…」さんと残雪期の至仏山を狙い、新雪で雪化粧された尾瀬に向かいました。鳩待峠で夜明けを待ちました。途中の温度計は4℃、見上げる空は一等星だらけでした。しかし寒い。車の窓は程なく真っ白になりました。
4時半ごろから歩き始めました。間違いなく先頭でした。5時半頃、アヤメ平方面に朝日が差しましたが、厚い雲が気になりました。
7時ころオヤマ沢田に出ました前方の小至仏山は不気味な雲に蔽われ、時々地吹雪が舞います。ドンピシャの体力と天候の行方、それに新雪を歩かせたいのに追い越す人が出始めましたので、「気まま…」さんが決断します。「山は逃げない。オヤマザワ田代を横断し悪沢岳に向かおう」と。
悪沢岳は小至仏山の手前の2,043mのピーク。展望は抜群だが尾瀬を訪れる人、誰一人として相手にしない藪山。「気まま…」さん、とドンピシャの訪問はこれから幾十年となく悪沢岳の記憶に残るでしょう。
この山の展望は抜群です。小至仏山、笠丸山、尾瀬ヶ原、燧ヶ岳、上州武尊などなど、山の知識の少ないドンピシャには案内不能ですが、何枚か画像を添えます。
帰路「赤城山の詩」さんのヤシオ情報を確かめながら赤城越えをしました。結論的には、利平茶屋周辺が真っ赤なのを確認しましたが、ほかはあまり咲き急いでいないようでした。大胡−赤城線の展望塔近くにオオカメの早咲きが一株ありました。以上、速報です。
          
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