−鍋割のアカヤシオ

鍋割西南の稜線、鍋破不動周辺

利平茶屋の次は、鍋割の南西側斜面。といっても藪を漕ぐ勇気はないから赤城青年の家方面と相吉林道が交わる登山口の一つ西、途中に鍋破不動が祀られている登山口から行くことにした。
このコースは距離わずか1キロに対して470mも登る。とびっきりの急登だ。登山口が近づくと前方の稜線が真っ赤。まさかあの稜線は辿れないだろうが近いところを歩けたような記憶がある。
藪が終り、芽吹きはじめた灌木帯に入ると右手の稜線がアカヤシオで真っ赤。鍋破不動の周辺だった。
トラバースして近づこうとしたがルートが見つからない。とりあえずピークをめざすと鍋割へ0.3キロの標識の前に出た。山頂方面にはまだつつじの気配さえないので、そのまま獅子ヶ鼻方面に下る。
獅子ヶ鼻に出るとアカヤシオで真っ赤に染まった稜線が、出直してお出でとあざ笑っていた。今にもと、咲きたがっているヤマツツジが獅子ヶ鼻の下のほうに一株あったが、この辺のつつじが咲くにはたっぷり半月はかかるだろう。ヤマザクラがとても綺麗だった。
    
昨日(5月2日)「気まま…」さんのサポートで岩場周辺をレポート