−赤城千本桜

脇の公園から見た桜並木

なぜか桜には千本という呼び方がお似合いです。一目(ひとめ)千本なんてのもあります。これに桜の文字を繋げれば一目千本桜。数の問題ではなく、沢山あるという意味なんでしょうね。
ヤマザクラで有名な吉野山の桜も、みどころは奥千本、中千本、下千本などと呼ばれるそうです。ほかにも上田城千本桜、こだま千本桜もあります。茫洋とした桜の花姿、間もなく消えるはかなさが誇大表示に寛容なんでしょうか。
ほかの桜の名所のことはわかりませんが、赤城山の南面の千本桜は、県道353とその上の道、もしかして“からっかぜ街道”間の、約2キロの道の両側に樹齢50〜100年のソメイヨシノがびっしり。それは見事な桜のトンネルですが、2キロの道の両側1000本の桜は並べようがありませんから、たくさん=千本としときましょう。
それは兎も角、標高の最も高いあたりでも、花びらが風に舞っていましたから、出かけるなら早めがお勧めです。
     
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