シラカバの幹が輝く鈴ヶ岳への道

donpisya2004-10-29

[赤城情報]
 赤城の旅情を演出するシラカバも、湖畔より上では葉が落ちた。この木の正式名称はシラカンバ。カンバは樺の古語「加仁波(かにわ)」が転じた。
 少し高度を上げるとダケカンバになる。似ていてまぎらわしい。あるサイトの両者の違いは、1.樹皮の色が白色(ダケカンバは赤褐色から灰褐色)。2.葉の葉脈の数が7対(タケカンバは11対)。3.生育地はシラカンバの方が低地。
 写真(鍬柄峠付近)で比べると、1.は間違いなく該当。2.は葉が無くて比較できない。3.も該当しそうだ。さらに、「ダケカンバは幹や枝が真直ぐでなく、くねくねと曲がっている」と指摘するサイトを見て写真がシラカンバだと確信した。
 ところで先日、ダテカンバと誤記し訂正した経験を持つ私として、山行の折に「ダテカンバ」と言ったばかりに、これらの木が見えるたび「ダテカンバン(看板)、ダテカンバン」とはやされる人のことが気になって仕方がない。