我が家の柿が悲惨です

悲惨な我はの柿

今年は暑かったですね。柿のシーズンになりました。例年ですと食べきれないほどなるんですが、今年は数も少なく、しかも小さくて?
早い頃から、実が落ちてしまいました。ヘタ虫でだと言うのですが、今年の対策はありません。葉もかなり虫に食われていますから、柿にとっても悲惨な夏だったように思います。
我が家はクーラーを動かすことなく夏を過ごしましたが、やはり疲れはひどかったのかもしれません。徒然にもしばらくご無沙汰でした。
久しぶりに書きましたが、今回はうまく続くことを祈っての再開です。

−鹿の食害防護ネットが覚満淵を一周

最近は億劫がって赤城行きがめっきり減ってしまった。少し歩かないとは思うのだが、いっこうに行動に結びつかない。その惰性を変えるべく、「赤城山の花」つくりに挑戦していた頃を思い出しOM−Dの購入へと踏み切った。庭先で少し撮った限りではすごく具合がいいように思えた。
早速、為さんを誘ったが生憎前の晩がすごい夕立でドタキャンしてしまったが、朝からそこそこに日差しもある。そんなこんなで「みっちゃん」と覚満淵を歩いてきた。
        

−石尊山でアカヤシオ

アカヤシオが咲き始めました


めっきり山に行かなくなった私を心配し「みっちゃん」がしきりと誘う。重い腰をあげ昨日、足利の石尊山・深高山をピストンしてきた。
ピストンの登り口は両毛線の小俣駅から北へ4キロほどの叶花不動尊が便利。4〜5台止められる駐車場とトイレが有る。
不動尊にお参りし、つづら折りの山道に入ると間もなく「女人禁制」の石柱がある。いまどき女止めの石碑は珍しい。
暫く辛抱するとベンチのある所に出る。小さい山桜の木に何輪か咲き始めていた。
ここから先は岩混じりの尾根歩きになる。間もなく北側の斜面にアカヤシオを見つけた。今年は花が遅いと言っていたが、さほどでもない感じになってきたようだ。
梵天上げの神事を神社とそう上の広場にでた。石尊山の山頂はこの先だが、ここだと思っている方も少なくない。
     

この先、深高山まではほぼ2キロほどの起伏の少ない雑木の中の尾根歩き。春蘭が咲き始めていた。以前はたくさんあったのだが、心無い方々の犠牲になったように思う。持ち帰った所でうまくつくはずもないのに。
深高山でおの切り一個を食べ戻る。風が強くなってきた。帰りにもう一度アカヤシオを撮ろうと思っていたが風になびいて止められない。そんな思いを慰めるかのように足元にそれは小さなすみれが咲いていた。スミレを撮って3時かんほどの里山歩きが終わった。
久しぶりだから、そのうち足が痛むかも知れない。
    

-杏が咲き始めました

我家の杏です

白加賀に続き杏が咲き始めました。昨年少し強めの選定をしたので枝ぶりがだいぶ寂しいです。今年のあんずジャムは量的に厳しいかも知れません。
今年もイワヤツデが出てきました。相変わらず奇妙な花です。水仙が色々咲き出しました。ヒメコブシもほころんできました。姫と名は付くものの家庭菜園のヘリにありますからすっかり大木となり、昨年思い余って剪定してしまいました。
  

−今年の白加賀


久々だが、徒然を再開する。以前のことと繋げようと思えば白加賀が最適だろう。開花に限れば過去数年の記録がある。もちろん、一輪咲くのを待ちわびて書いたこともあるし、少し辛抱したこともあったから、同じ条件の記録ではないが、再録すると次のようになる。
06年3月16日の白加賀
07年2月22日の白加賀
08年3月14日の白加賀
09年3月03日の白加賀
たしかに今年は少々遅はあるようだが、季節は何処かで遅れを取り戻しながら一年間ではつじつまが合うから不思議だ。
我が家ではこの白加賀が終わると杏が咲き、やがてヒメコブシ・シモクレンとつづく。家庭菜園も忙しくなってくる。今年はその辺を徒然で追って見ることにした。

−今朝からの雪で面目一新かも

地蔵岳から大沼。釣り人は皆無

昨日(1月19日)久々に赤城山に出向いた。一昨年は4回、昨年はついに1回となった赤城山詣での復活を期し、長七郎から地蔵岳を一回りしてきた。
今年は雪が少く(この辺ではの但し書きをつけよう)晴天続きだったから行く先々の雪はやせ細っていた。
9時、地蔵岳の駐車場に着く。車は2台、それも県外車。支度中にもう1台来てスノーシュを持ったお二人が小沼方面に降りていった。歩き始めると近づいてきたお二人が「地蔵はほんとうに雪が少ない。これから長七郎へ向かいます」と声をかけてきた。
その後に従い、ゆっくり進む。山道脇の富士山展望台からかすかに富士山を拝む。長七郎の手前から日光方面の山並み見て山頂に向かう。途中、いつもそこそこの雪庇が発達する周辺もかろうじて山道が埋まる程度の雪だった。
長七郎の山頂に雪は無い。荒山方面から浅間山を写し小沼方面に下る。小沼の上を歩き始めたが、雪の少ない湖面はひび割れが丸見えで不気味だった。その上歩くたびにきしみ音が漂い、スノーシュやマウンテンバイク(?)などの跡があるのだが爪先は、いつの間にか雪に覆われた部分を辿り、途中で岸に上がった。
地蔵も雪は痩せ、木道階段のほとんどはむき出しだった。木道を終わると山道は雪でスロープ状にならされ歩きやすかった。アイゼンの出番はついに訪れなかった。
地蔵岳の山頂から大沼方面を写した。今頃の大沼はワカサギ釣りのテントでパッチワークのようになるのだが、全く人影がなく静まり返っていた。
東電の福島原発によるセシュームなどの汚染のせいだろう。きっと赤城の山々に降り積もったセシュームなどはその後の降雨に洗われ大沼に流れ着いたのだろう。結果的だが、湖畔を取り巻く斜面はそれなりに除染されたろうが、それが大沼に溜りワカサギで濃縮されたのだろう。
除染が万能策のように言われるが、放射能物質を消滅さ手段はなく、放射性物質を濃縮しているにすぎない。もちろん人が住む環境から移動することは急ぎだが、それの保管先に事欠く現実から目を逸らしてはならない。環境中の放射能をこれ以上増やさない道は原発を止める以外にない。節電し、あわせて再生可能エネルギーを新たに確保することを急ぐべきだと思う。