−笠山・堂平の山繭

拾ってきた山繭をドンピシャの菜園で

 これは綺麗だ。
 04年の12月、水沼温泉から登った荒神山で見かけて以来。
 山繭(やままゆ)=天蚕(てんさん=大型の天然絹糸虫)。
 約700mの糸のうち、最初の約200mは無駄になるが、400mほどが利用できると言う。
 この糸から、至極上等な絹織物がとれ産業化された時代もあったらしい。
 今日が啓蟄。しかし、この繭が孵化した形跡はない。蛹と啓蟄は直接的な関係はないのかもしれない。山繭や天蚕で検索するとビックリするくらいの情報が即座に揃う。