−山頂はトンボ天国

山頂で遊ぶトンボたち

 あれこれあって実に久しぶりである。空模様は良くない。降るかも知れない。
 駒形コースの駐車場スペースから左にとり、沢沿いの荒れた林道を四駆のローでよろよろたどる。車二台がやっとのスペースを持った分岐に出くわした。右手方向にある消えかかった杭が、「鳴神山赤柴登山口」と読めた。車でも入れそうだが、慎重をきして歩き出す。林道中央部は夏草に占拠されている。左右からも下草で迫り、道はほとんど見えない。草は露を含みズボンはすぐにビッショリ。しばらく辛抱すると、沢をさかのぼる感じで登る。周囲に広葉樹が広がると裏の肩は近い。
 これから先は急登だが、左右にヤシオの大木が迫るから、その季節にはこたえられないコースであろう。ひとしきり辛抱すれば、山頂に出る。いつの間にか、山頂直下にロープが常備されていた。これでひと安心だろう。登りあげた山頂では、トンボが乱舞していた。明日あたりに、それなりの山行録をまとめたいと思うが、それまでこれでご辛抱いただきたい。
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