−1万歩/日

世良田の東照宮(1月2日)

故あって今年の初詣り(東照宮と長楽寺)は一人詣でとなった。おっとり刀だからいくばくかのさい銭はかろうじて持ったが、更新すべき昨年の縁起物などはすっかり忘れた。
本来なら、赤城の初山行などと言い合っていたが、赤城山は雪雲の下。雲行きの怪しさに符丁を合わせたかのように、こちらもいささか怪しの気味。そんなこんなに年賀状の10000歩/日の文言が妙に刺激し、ふらっと家を後にした。
一万歩は大変だろう、五千歩辺りで引き返せばと早川の土手に入ったが、次第に調子があがり気づけば縁切寺満徳寺(徳川氏発祥の地にある古刹)を見渡す辺りまで来てしまった。すでに8千歩を越えている。少し足が重い。
きびすを返して東照宮が近づくと、歴史資料館に入る県道が大渋滞。大半が、大宮・熊谷ナンバー。渋滞の先は坂東橋の半ばまでは延びていよう。だが、東照宮や長楽寺はそのわりには混雑していなかった。駐車場の狭さが幸い(災い=駐車は大変だ)したようだ。ここで無神論者が音の出る大枚を寄進し帰路に着いたが、二時間以上も歩いたから総歩行数は1万8千歩弱に及んが、「過ぎたるは及ばざるが如し」少々足が痛い。
風呂に入りバンデリンを塗ってみたが、この分では明日はお休みだろう。三日坊主より短い例えを何と言うのだろう。