−みっちゃんが浅間隠山

浅間隠山から真っ白な浅間山

「みっちゃん」がクラブの山行で浅間隠山に行ってきた。こちらから見ても山頂付近に多少の雪雲が見える程度だからドンピシャに違いない。9時前に二度上げ峠から入り11時には山頂についている。良い眺めを堪能したらしい。
私は本日「みっちゃん」の仰せで「いのちの山河−日本の青い空」を見ることになっている。もうひとつ、縁あって篠原敦子さんの「その夏、乳房を切る」の寄贈を受けた。この本も私をひきつけている。
「いのちの山河」の上映は待ったなし。仕方なく順番にこなすことにした。
「いのちの山河」は見ごたえがあった。命ほど大事なものはない。がんを患ってその思いに共感ひとしおである。
「みっちゃん」の浅間隠山も実に良い。浅間山の雪の風情がたまらない。折あしく今日は、阪神大震災の15周年。天明の浅間の噴火災害とも重なり、穏やかな浅間山に感謝したい気持ちでいっぱいだ。
今、篠原さんのご本に読みふけっている。ご本人にはご迷惑かもしれないが、感性がとても似ていそうに思える。もちろん私にはその表現力のシャープさはないのだが、感情を共有できそうで有難い。一通り読み終わったら何か書こう。がん患者の思いは多面的な表現に値するような気がしているものだから。