−半夏生の花穂立つ

半化粧の花穂が立った

 ▼紹介済み(6/13)の、「半夏生」の“花穂”が立った。▼植物の件は一件落着。続いて暦の半夏生について。▼本日は二十四節季の夏至。この日から11〜16日目(七夕前の5日間)が半夏生夏至の末候「半夏生ず」が語源。「生(ず)」じたのは、「からすびゃくし」あるいは「ほそぐみ」という名の漢方薬の原料。写真の半夏生とは季節・名前が重なるも(ややこしいー)別物。▼「半夏半作」の言い伝えがある。この日以後の田植えは収穫激減。この必死さが、暦に半夏生を残させた?のだろう。