−ゼニアオイ(銭葵)再び

ゼニアオイ(銭葵)再び

 ▼「咲き登る梅雨の晴れ間の葵かな 成美」と言う句に出合った。紫陽花と第一人者を競い合う梅雨時の花だと言う。この花が「下から咲き始め、咲き終る頃に」梅雨は明ける。▼前の紹介から二週間。成長が早いから梅雨入り前に私の背丈ほどになっている。これから相当にゆっくり咲き登らないと梅雨明けまで間が持つまい。▼タチアオイだとばかり思い込んでいたが花びらにある紫の筋張った模様からゼニアオイ(銭葵)が正式名称だと解った。▼いづれも同じアオイ科。ハイビスカス、フヨウ(芙蓉)、ムクゲなども同じ仲間だという。