芋考(芋について考える)

donpisya2004-12-08

[家庭菜園]−里芋を初収穫
 我が家のイモ栽培にサトイモが加わった。赤土混じりで期待しなかったが、親芋を含め4株で小さいポリバケツにいっぱいになった。まだ5株もある。
 講談社類語辞典には「根や茎などを食べる野菜」として里芋、薩摩芋、馬鈴薯、山芋が載っている。古さ比べに興じてみた。
 馬鈴薯(バレイショ)=ジャガイモは、インドネシアジャカルタから400年ほど前に。薩摩芋=甘藷は270年ほど前に琉球から来た新参者。山芋と里芋だが、山野に自生していた山芋(自然薯)の方に軍配が上がりそう。
 世間知らずをもじった「芋の煮えたもご存じない」の芋は里芋のこと。稲作が始まるまでは主食の地位を占めた里芋は、その後も馴染み具合で山芋をしのいでいる。