−ヒカンザクラ

 緋寒桜(ヒカンザクラ)の名が実際の花と結びついたのはごく最近のことである。
 見慣れると結構いたるところにある。吾妻公園の説明書きに「緋寒桜(ヒカンザクラ)2月頃、下向きの緋紅色の花が咲く。
 台湾、中国南部、ヒマラヤ地方が原産。バラ科」とあった。近所の公園でも咲いている。
 花色や花付き、枝振りなどでまったく別なものに見えてしまう。サクラの見分けは大変だ。それに開花の期間が長い。「2月頃」の説明にもかかわらず今もって咲いている。