よその花

−岩宿のカタクリ

少し早すぎはしないかと案じながら尋ねました。 実は「気まま…」さんが3月16日に早くも足利の里山(通称ヤシオ山)から、カタクリとアカヤシオ情報を寄せています。 さりとて里山歩きをするほどの元気もなく、しゃくなげの湯の帰り道にちょっと寄ってみまし…

−カタクリが旬

歩くのが難儀な方でも小中のカタクリなら野生状態が堪能できる。下見を兼ね、30日(日)に少しぶらついてきた。 なにしろ駐車場から120〜30歩、しっかりした木の橋をそろそろと渡り、対岸にでれば岩肌にへばりつくように咲く本物のカタクリが待ち構えて…

−子育て上手

サクラソウの芽生えに誘われ二回ほど取材した先輩宅を再訪した。現存するほぼ全種(300余)が最近そろったという。特有のサクラソウ鉢でのびのびしているから来月中頃には花見の宴?がはじまりそう。 今回驚いたのは、なんともいっぱいのクリスマスローズが…

−ヒガンバナ

有志によって保護されてから久しい。年ごとに繁殖域を広げ遂に松林からはみ出した。 見物客も急増中と見え、広げた駐車場も不足気味。勝手を知った地元の人は北側の道路や南側の土手から押し寄せていた。 この花のことを毎年のように書いて来たが、03年の…

−ホトケノザ

近所の畑がうっすらとピンクに色づいている。我家の菜園などではお邪魔虫以外の何者でもないが、これだけ群生するとお見事とほめてやりたくなるから不思議だ。 ウィキペディアは、「特に利用価値はないが、子供が花びらを抜き取り、それを吸って蜜を味わって…

−近所のマンサク

「みっちゃん」が近所の塀際にマンサクが咲いていると言うから行って来た。 山では意外に近づくのが難しくジックリ花びらを見る機会が少ない。今日は思いきり寄ってアップしてきた。このマンサクの花びらはひも状に見えた。個性なのか、別種なのか?。 そう…

−河津桜咲く

現役中には毎日通り過ぎていた橋のたもとの河津桜が綺麗だ。 前に写真を撮りに寄った時(05年3月)と比べてだいぶ幹が太くなった。温みはじめた川面に映えていた。

−ロウバイ香る

ロウバイの香りが、あっちこっちから忍び寄る。 香りに惹かれ思い切り近づいた。大粒の花が鈴なりで青空に映える。本物の蝋細工と見まごう出来栄えに、思わず舌を巻いた。 富士見温泉の正面左手前に咲くロウバイが見逃せない。 明日(1月13日)、赤城大沼の…

−銭のなる木

「みっちゃん」が良くお邪魔するお宅に「金のなる木」の大木が有る聞き、物好きにも訪ねてみた。 聞きしに勝る大物。幹回りは優に太ももほど、背丈も大人の胸に迫る勢い。玄関といっても農家の土間だからそんじょそこらの広さではないが、そこを四斗樽みたい…

−万両の実

我家では、ばらと菊が僅かに有るものの大方の花が絶えた。 毎年なにがしかの花が一輪や二輪咲いているものだが珍しい。そんなわけで徳蔵寺へ花探しに出かけてみたが、事情は同じらしく何も無かった。僅かに、山門脇の木漏れ日に万両が赤い実をつけていた。万…

−陽光と上州武尊

12日には鈴木アップル(旧利根村輪組)周辺でも雪が降ったと言う。 「今日が最後かな」とリンゴ園の店員も心なしかしんみりしていた。 渓筋を白くした上州武尊を背景に、真っ赤に実った陽光を撮ってみた。手前の山の紅葉はまだ十分に見栄えしていた。 このま…

−紅葉と林檎

気晴らしをするほどのことでもなかったが、今朝の新聞に載った上越の白い山々を見たくて車を乗り出した。赤城インター近くまで行ったが、雲に邪魔されイマイチ。 急きょの方針変更で、林檎、紅葉、露天風呂、新そばあたりをキーワードに、二本松から輪組みへ…

−主役は わ・た・し

ゆったりとした時間の流れがさほど変わらず今日も夕暮れが迫ってきた。 春菊、赤かぶ、五寸人参の種と、特価の白菜の苗を10本買った。何時もならさっさと植えたり蒔いたりするのに、気が乗らず「みっちゃん」を誘って草花のポット苗を仕入れにジョイフルへ…

−小菊の里

昼ころでかけ元気ランド経由でさっき戻った。 今年の小菊は良い具合に咲いていた。これから咲く株も多かったから11月5日の閉園まで存分に楽しめそうだ。 今年挿し芽から育てた我家の小菊も花芽がほころびか始めた。根回が少しさびしい気がしないでもない…

−彼岸花の季節

今年は保存会?の人たちがテントがけで張り切っていた。南は写真の通りだが、北半分もあっちこっちの株に花がつき2〜3年すると群生地が倍化しそうだ。 そうなると、ここもだいぶ賑わいそうだ。関係者の意気込みも分かるような気がする。 以前のヒガンバナ…

−紅葉のはしり

しばらく拘束されそうなので羽を伸ばしてきた。 さりとて、筋肉は使うなのお達しで、温泉(しゃくなげの湯)に甘んじた。 季節は巡り、農産物の店も秋の気配でいっぱい。トウモロコシも大根もとても安かった。そのトウモロコシの甘かったこと、と言ってもそこ…

−レンゲショウマ

2〜3軒に聞きながらようやくたどり着いた。あまり知られていないようだ。聞いても、知らないとか、たぶん……その辺などと、よそよそしい。まァー行ってみませんかといった調子が引っかかった。 現地の狭い駐車場は大混雑。頭から入ったは良いが進退きわまっ…

−徳蔵寺の蓮

昨日に続き話題は今日も蓮。 徳蔵寺では最近、ご子息があとを継いだ。が、ここでは前のままである。 住職は山野草にくわしくコマクサなどを庭先で育てている。本堂の庭に立派な蓮池をしつらえ、毎年そこに綺麗な花を咲かせる。 花びらが散ると蜂の巣みたいな…

−あかぼり蓮園

くだんの蓮園は、磯(旧赤堀)町の「天幕城趾」にある。 シーズン最初の日曜日と重なり、新聞などの前宣伝が功を奏したか小雨の中、ごった返していた。以前小菊まつりを紹介したが、会場はごく近い。 周辺の田園風景に溶け込みながら、赤・白の蓮が所狭しと咲…

−サクラソウの名前

前に先輩宅で、たくさんのニホンサクラソウを見た。その時には、花と名前を見比べるゆとりはなかった。 三年ぶりに、種類のだいぶ増えたサクラソウ達と対面し驚いた。 写真の花は、背丈に恵まれ、キリッとした輪郭の持ち主で、その名を「天晴(あっぱれ)」と…

−オオイヌノフグリ

このブログ、一日一枚の制約がある。 支那実桜を登録してから村中を歩き回っていたら、ある一角の空き地にオオイヌノフグリが群生していた。 気の毒な名前の持ち主にやや同情気味にシャッターを押したら、天の川みたいな雰囲気がある。 禁じ手(それほどでも…

−ツワブキ

徳蔵寺などもすでに満開だが、我が家ではやっと蕾が黄ばんだところだ。 日当たりは好まないようだが、まったくの日陰も苦手らしい。ブロック沿いの北側は辛いものがあるようだ。今年も見頃は月末だろう。 04年の我家のツワブキ 03前の我家のツワブキ

−ススキと子持山

先日登った子持山の獅子岩が山体から飛び出すようにせり出すさまを横目にひた走る。 獅子岩から眺めた昭和村の碁盤のような開拓地が眼下に横たわる。 途中のリンゴ園の誘惑を振切り案内葉書を頼りにくだんのリンゴ園に着く。 そこそこの歓待を受けたのに、妙…

−小菊まつり

伊勢崎−大間々線のカリビアンビーチ付近で「小菊まつり」の開園イベントに寄り道。 開花はごく一部。小菊の無料プレゼント中。先着100名入りは絶望的と見て早々に退散。 先日、赤城南面道路北(中之沢大林)に美味しい蕎麦屋(大富屋=だいとみや)を見つけと…

−白花ヒガンバナ

だいぶしのぎ易くなった。時として夜など肌寒さを感じる。 昨日、月末の事とて徳蔵寺をたずねたら「白花のヒガンバナが咲きました」と住職が案内してくれた。 土手から駐車場にかけ形良く植えられたヒガンバナの一角に白花が咲いていた。 少しピンクがさし全…

−カライトソウ

「みっちゃん」が唐松岳で撮ってきた。図鑑を引こうにも糸口がない。 例によって「画像掲示板@植物園……」にお願いし「カライトソウ」とわかった。 和名の「唐糸草」はいかにも外来種(?)っぽい。それが何故アルプスにといぶかったが、白旗史朗の「山の花」…

−トキソウ

写真家・安原修次に触発され、デジカメ一丁で赤城山の花を追っかけまる三年が過ぎた。兎にも角にも「赤城山に咲く」ことだけを条件に、草の花・木の花、はたまた本来は野に咲く花も含め215種・229枚の写真を収録した。不本意ながら、このトキソウもま…

−思い違い

「ナルカミスミレはエイザンの白花」と思い込んできた。最近それが「ヒトツバスミレの白花」だと知り愕然とした。よせばいいのに、鳴神で会った人にだいぶ知ったかぶりをしてしまった。「徒然花鳥風月」のサイトによると、葉の形の違い(3裂の菊の葉のような…

−ギョイコウ?

写真は「ことの葉のおと」の著者、橘為右衛門氏の近所の桜だ。遠慮がちに「ギョイコウ」かな?と言うから物好きにも出かけてみた。 本日の上毛新聞にも載っていたから今が旬らしい。 漢字では「御衣黄」と書かれ、花弁の色:黄緑色、大きさ:中輪〜大輪、花…

−さくら二題

平地のソメイヨシノは今週いっぱいが限界だろう。その後に八重が続く。そして高度をあげながらシーズンを終わる。 徒然の「近所のさくら行脚」も10種類になった。名前が分からないのはお慰みだが、来年の目印にはなろう。 左は近所の公園のものだが、8日…