−早めの登山がお勧め

　ツツジの季節が過ぎ、いったん静まり返った山々が子ども達で賑わい出した。夏休みが始まり、林間学校がフル稼働のようだ。平地より間違いなく１０℃は低いから涼を求める登山者も多い。両者が競合？しないために、ドンピシャは早立ちをお勧めする。子供たちは昼食を戸外でとることも目的のようだから、１０時前に下山してしまえばほぼ棲み分けは可能だろう。早立ちには、涼しいうちに登れる。咲く花々がみずみずしい。午後の雷を避けられる。しかも、子供たちの長い行列と交差（可能性）しない等々の特典がある。もちろん子供たちは「登り優先」などの登山マナーも身につけ、引率の先生の配置も十分だ。だが我々は、「遭遇したらこちらが譲る」ことにしている。「こんにちは」「ありがとうございます」の元気あふれる挨拶とすれ違うのは実に清々しい。たっぷりと癒される。だが、５０名〜１５０名とすれ違うのは辛抱が要る。早出して見ませんか。