−タラの芽の収穫

初収穫。我家のタラの芽

 去年は機を逸し大きくしてしまい、冷蔵庫でそれに輪をかけた。
 〝今年は〟と手ぐすね引いてたが〝ドンピシャ〟は二個程。旬は早い。
 このタラの芽、お隣のご好意で今がある。始めの年は元気もなく、気にも留めなかった。昨年はトゲを目一杯にのばしもしやの期待を抱かせてた。
 ウナギの寝床のような我家の庭だが、地形はいかんともしがたい。そこで発想を転換し、菜園の部、山野草園、狭い庭の三領域にわけてみた。これが面白い。
 山野草などに里で挑戦する無粋をとがめていた身が、どうしてどうして。先ごろは娘の嫁ぎ先から蕗を移植した。が、これがついたか葉が顔を出した。そんなおりだから何かこみあげるものがある。