−子持山

鉛筆みたいな獅子岩を正面にした子持山

 入院直前の11月2日(木)に子持山に行ってきた。紅葉には少し早かった。
 何時も赤城が終わると子持と決めていて11月始めに登っていたが、今年の紅葉は少し遅れ気味だったから今頃が丁度いいかもしれない。
 病院の窓越しの写真だから鮮明さに欠けるが、獅子岩のテッペンが鉛筆の先みたいに尖っていてあそこから刺繍のような紅葉を眺めたかと思うと感無量でシャーターを切った一枚である。
 肺がんの追加の治療(科学療法)は順調だ。この治療、頭髪がいったん抜けるというから正月頃には坊主頭であろう。入信したわけでも改心したわけでもない。あくまで一過性の仮の姿、である。