−1万歩/日 3

粕川左岸の18号堰周辺

1万歩/日は三日坊主を心配したが東西南北を一巡しついに四日目に入った。今日は、佐波新田用水に沿って粕川の取水堰まで歩いて来た。取水堰(18号堰)は、剛志駅(東武伊勢崎線)の1キロほど南(粕川左岸)に位置し、1978年度に改修された立派なゲートを備え、周辺は用水路の源流らしき雰囲気を残していた。
そもそもの水源は桃の木川の笂井堰だと言う。そこで取水したあといくつかの用水路を経由し一度、鹿島町地内で粕川に放水されものを、再び18号堰で取水(世良田幹線)し、境町を東武線に沿って東進、世良田、出塚、粕川の大半の水田(150町歩=当時)を潤し、石田川に放水して終わる。(正確には、鹿島町で全てが放流されるわけではなく、伊勢崎の一部と采女や上矢島など約320町歩ほどを潅水したあと、何箇所かで再び世良田幹線に流れ込むとの事。むしろこっちが主なのかもしれない)
世良田幹線沿線は当時、水田地帯だったはずだが、いまは多くが宅地化されほうれん草やネギなどの畑作が目立つ。が、縦横に水路が整備されていて、一朝事あれば何時でも稲作に転じられそうな様相は随所に見られる。

畑作地帯の一角に菜の花が咲き乱れ、蜂が飛び回っている所があった。やはり暖冬なんだろうか。今日も1万5千歩を越えた。