−荒山・鍋割の紅葉

荒山中腹の紅葉

この時期のドンピシャの情報交流館(掲示板)には、谷川岳尾瀬情報が寄せられる。飛んでゆきたい気持ちだが日程と体力が許さない。
それにしてもこの間、少々根をつめたのでこのままでは持ちそうもない。そこんところを「みっちゃん」が察して、赤城に誘う。少々不義理をしたが12日、赤城山を歩いた。
上毛新聞が湖畔の紅葉を報じたらしい。そのせいか赤城道路は混んでいた。8:30、姫百合の駐車場に車を寄せ、荒山へ行くことにした。急な丸太階段を登り二つめの案内板を左に急登を取ると荒山の中腹に出る展望台コースへ入る。
ジグザグに少し登るとツタウルシが赤みを帯びていた。朝日にすかされ、紅葉もぼちぼち。展望台に出ると周辺が何となく赤っぽい。この辺の高度は1400m位だろうか。この辺が紅葉最前線だろうか。
連休の中日だから人出が多い。早くも下る人に混じって孫連れの姿が元気に追い越してゆく。あっちこっちで歓声とため息が洩れ、荒山山頂まで続く。
しかし山頂のダケカンバの梢の葉はすでにない。南尾根に下る。アカヤシオに吐息する道だが今は紅葉が良い。

ひさし岩の手前で、それはそれは元気なマツムシソウに出会った。ここで早めの昼食。地蔵・長七郎方面のパノラマを撮る。この先、上の小屋から棚上十字路を経て荒山高原に向かう。この辺の紅葉も始まっているが本番はこれからだろう。
日差しが強く風がないから、荒山高原はここかしこが昼食の花が咲いていた。
この日、珍しく鍋割にも行くという。気を取り直してついて行くが大丈夫だろうか。山道脇の刈り取られた笹の間にリンドウチラホラ。展望は良いが鍋割の紅葉はいまいちだ。しかし、マユミだとかウメモドキ、ズミなどの赤っぽい実が沢山あった。行きかう人も多く山頂もそこそこ賑わっていた。

順調にこなして13:50駐車場に戻った。〆て1万5千歩、ストレスはなくなっていた。