−湯ノ丸山

湯の丸高原(牧場付近)はレンゲドンピ

企画そのものは湯の丸高原レンゲツツジ見学だったが、便乗して湯ノ丸山まで行ってきた。久々の梅雨晴れに思いは同じ。9時半には地蔵峠の広い駐車場が満杯になった。
鈴なりのリフトを横目に、その下の急登をトボトボと歩く。ほんのひと息でリフトの終点にでる。早くも牧場周辺はレンゲツツジで真っ赤っか。縁日みたいな人並みも大半は牧場止まり。
我々は、点々と続くレンゲツツジを分けながら湯ノ丸山に向かった。足下には、イワカガミ、ボケ、コケモモ、ゴゼンタチバナツマトリソウ、ベニバナノイチヤクソウなどが次々に現れる。咲き終わったシャクナゲが新芽を伸ばし、サラサドウダンやベニサラサドウダンが花のトンネル。この一帯はまさに花盛りだった。
湯ノ丸の山頂までひとすじの帯のように登山者が連なる。隣り合わせの県など遠来に値しない。首都圏や関西方面の方々も少なくないようだ。
梅雨晴れといってもこの時期、360度の展望ではあるがイマイチ鮮明さに欠る。が、浅間山はもとより浅間隠山など手近の山々はクッキリしている。あっちこっちで山座同定の輪ができていた。
ヤナギランの株がいっぱいあったからその頃また訪れよう。