−トロロアオイ

我が家のトロロアオイ

最近我が家の山野草の種類が猛然と増えている。山野草といっても貴重な存在になったとはいえ里の花が大半である。
これらの花が我が家に来はじめたのは、やたらと植える場所が我が家に有ったことと、野草好きな先輩の庭が手狭になったことが取り持った。
とは言え、きっかけは小さなミニコミ誌である。ミニコミ誌に切り絵を掲載した。その解説を先輩が、編集を私が担当した。それ以来、毎月のように5〜6種類、多いときには10種類以上が無造作に増えて行った。白・紫のツユクサなど最近まで咲いていたが、夏の花の大半は終わった。また来年芽を出すと言われたが、年に2〜3回は確実に雑草に覆いつくされ、そのつど悪戦苦闘して根こそぎにするから果たして残ってくれるかおおいに不安である。
来年のことはさておき、トロロアオイが見事だ。小菊のそばに植えたらトロロアオイが急激に大きくなり小菊を圧迫している。小菊のために周りを少しいじめたがめげずに大輪の花を咲かせ始めた。今のところ小菊に少ししんぼうしてもらっている。
次の花?はオクラだ。トロロアオイに刺激され花を紹介するつもりだったが今日の所は咲いていない。赤いオクラがもしかしたら珍しいかなと、紛れ込ませた。
ケイトウは昨年のこぼれ種から芽生えたものだが、その手前のキンミズヒキは先輩宅から来た連取産である。バッチリ種をつけているから来年が楽しみである。
最後のムラサキシキブは我が家の自慢の物だ。もう少し色付くのだがこのくらいでも良いではないか。