−久々に鍋割

カラマツ林と落ち葉の絨毯

為さんと9月21日に五輪尾根を歩いて以来だから、まる三ヶ月もご無沙汰したことになる。
手術をした06年の10月でさえ一ヶ月前には鳴神山へ、退院して一週間目には桐生の吾妻山に登ったのだから、「みっちゃん」が心配するわけである。形は無理やり引っ張りだされた感じだが、前の日に「気まま…」さんから黒桧山の樹氷の写真が送られてきたのもだいぶ刺激にはなった。有難いことである。
登山口が11時だからまさに大名登山。連休明けで少し曇っていたが車は結構多かった。すでに周辺の梢の葉はすっかり落た。荒山高原中腹の展望台に出る急登の丸太階段も最上部まで見渡せた。
カラマツの落で登山道はふかふか、絨毯の上を歩くような感覚を味わった。荒山高原は霜解けでぬかるんでいた。そのまま鍋割に向かう。途中で丸太階段を修復している長谷川敏明(総社にお住まいの方で赤城山保護指導員をなさっている)さんにお会いし、少しお話した。できそうなことでお手伝いしたいものである。
途中の山道は思ったほどぬかるんでいなかった。山頂の手前で山道の真ん中で頑張っていた木は、もはや風前のともし火に見えた。帰路、梢に絡まったきれいな花の実を写して終了した。
往復三時間ほど。あれから三日たったが足は痛くない。今度はそれほどあけずに訪れようと思った。