−今年も姫コブシ

我が家の姫こぶし

我が家の姫コブシが見頃になると決まって3月が終わる。ソメイヨシノの開花は年によってかなり動くが姫コブシはさほどでもないようだ。
しばらく前に大胡に出した株は今年は花芽がつかなかったという。我が家の蕾が少なめの年は、小さい株は無理なのだろうか。
この株の希望者は多いのだが、うまく増やせない。小指くらいの株の一部の皮を剥いで土に伏せる「取木」が良いのだが。今年は丁度良い枝が何本かあったので、さっき伏せてきた。首尾の程は半年くらい経たないとわからない。

名前の分からない花が咲き始めた。昨年連取から来20種近い山野草の一株だと思うのだが。花が終わってから貰ったような気がするし、名前を書いたプラスチックの字がすっかり消えて読めないので思い出しようがない。
この事で、少々気まずい思いをした。油性で書かないからといわれ、反射的に油性で書いたと応えた。その時、100円ショップの油性ペンで書いたといえばもう少し座が和らいだように思う。当たっていないにしても100円では仕方がないなどと、誰かのせいに出来る道があると救われることがある。
そのくらいのことは身につけてもいい年なのに、反射的な一言に相変わらず悩んでいる。