−我が家のライラック

我が家のライラックが咲き始めた

 数日前からライラックが咲き始めた。枝がしなるほどに咲き実に見事だ。こんな様子をなんと言うのだろう。花でなく実ならば「枝も撓わ(たわわ)に実った」と言えば充分に言い切れた気がする。ところが花では、確かに枝が撓る(しなる)程に咲いていても、「たわわ(撓わ)に咲いた」は、もう一つしっくりしない。そうでもないのだろうか。漢字にすればいずれも、撓る、撓わで同じなのだが。今年はこの花を植えた父の法事の年。父は7年目、母は21年目にあたる。