−ネコヤナギ

ネコヤナギと古木の紅梅

▼何日か前のラジオが「今日の花」でネコヤナギをとりあげていた。それいらい探していたがなかなか見つからない。子供の頃、裏の田んぼっ川に沢山あったが、いまや川が舗装道路のしたを流れているのだから咲くにさけまい。▼ようやく大原の民家の庭で発見。赤色の厚い皮を破って花芽が登場したところだ。銀白色に光る絹毛の花穂(かすい)が可愛い。早春の風物詩である。▼少し先の、苔むした古木に八重紅梅が今や盛りと咲いていた。さぞかし名のある梅だろうが、通りすがりのよしみで一枚失敬した。▼本来なら別々に紹介すべきだが、急にに暖かくなると紹介したい花が目白押しになる。致し方なくの心境で苦渋の決断。