−とても元気な銭葵

大きな葉を広げた越冬ゼニアオイ

 狭い庭先に今年も銭葵が元気だ。以前に「みっちゃん」が屋台倉あたりから持ち帰ったと言うが定かではない。昨年もその前の年も咲いた。昨年だったかネット検索で「タチアオイ」と「ゼニアオイ」の区別がついた。広辞苑によると、「ぜにあおい【銭葵】:アオイ科一年草。ヨーロッパ原産。古くわが国に渡来、観賞用に栽培。高さ約1メートル。葉は円形で5〜7浅裂、基部は心臓形。5〜6月花径を出し、紅紫色の花を開く。」アオイ科一年草だとある。ところが我が家の銭葵は越冬した。何故だかはわからないが、台風で倒れた茎を切り詰め残しておいたら冬場ロゼット化して生き残った。そのせいかどうか春先からすこぶる元気がよかった。葉などは「蓮の葉」を負かすほど大きい。それに隠れて花芽がほとんど見えなかったから評判が悪かった。その銭葵が花を付け出した。丈は優に1メートルを超え庭先のブロック塀を追い越しそうだ。ロゼットは、花の栽培では嫌われている(ネット検索での印象で根拠は皆無)感じがするが、我が家の銭葵を見る限り早く立ち上がれた分だけ勢いもあり花芽も多い。これからが楽しみだ。