−我が庭園

我家の庭園(やや大げさ)

 時は金なりと言うが、最近では家庭菜園が一段落したこともあり「時」をもてあまし気味である。
 我が家は、私鉄沿線にへばりついたウナギの寝床のような土地にある。とにかく長い。南北は10mに満たないが東西は100mを優に越える。100m走のコースが取れるのである。退職直後など、「みっちゃん」と二人で草退治に翻弄されたが、最近落着き半分近くは菜園の優良地に化けた。とはいえ、これ以上菜園が増えると今度は手に負えなくなりそうだ。
 そこで、隣地との境界をなすブロック塀の脇や、かって放題にツツジなどが咲く部分を整理することにした。厚生年金を貰う身だが「ゲゲゲの鬼太郎」クラスだから贅沢はできないが、時間だけはたっぷり保障されている。
 最初は、けなしていた「みっちゃん」が「料亭みたい」と殊勝なことを言い出した。それを励みに三日ほど頑張った結果がこの写真である。周辺まで手入れが及ばないから、フラッシュで誤魔化すことにした。手前の敷石だけは廃物利用とはいかず、ここまでの費用は〆て980円ほどになった。