−一ノ倉出合

為さんは、随分前から一ノ倉沢にご執心である。たぐい稀な景観に魅了されたか、夏の眺めに飽きたあらず雪の様子もと言い出した。
ドンピシャ登山の及ばざる領域のこととて、ペンションレインボーに救援を求め今回のスノーシュートレッキングが実現した。
土合橋付近は細かい雪がチラホラ舞っていた。スノーシューをつけて歩き出す。湯檜曽川沿いの夏道からいつの間にか河原におり、一ノ倉沢とゼニイレ沢の合流点まで来た。前回はここまでだったが、オーナーのガイドよろしきを得て出合いまでやぶを縫いながら遡上。出合いの小屋で昼食休憩。
この日の一ノ倉沢は夏のような全貌を示してはくれず、山頂は雪雲におおわれたままだったが、為さんも私も満ち足りて家路に着いた。
スノーシュートレッキングはこれからが本番。問合せはペンションレインボーまで
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