−同級生の個展

来展者に説明する横堀さん

案内状の、葉書いっぱいを埋めた「仮面の奢り」と題する絵に圧倒された。少々作風が変わりましたとあり、楽しみにしていたが担当している会報の発行日と重なり、最終日の6日にようやく間に合った。
 第三回の個展から早くも3年たつ。同級生の多くが穏やかな向きにとハンドルを切りつつある時、この画風の変化を引き起こしたエネルギーは何なんだろう。お伺いしたが、いまひとつはっきりしなかったが、絵心などまったくない者をして、相当な葛藤と工夫がこめられていることだけはわかった。

最後を飾った“コスモ”は、今の心境そのものだというから、やがてこうした雰囲気に収斂するのかもしれない。当方は、待つ楽しみをじっくりと味わってみよう。
前回の第三回個展と赤いハンカチ