−最近の黒檜山

駒ケ岳に向かう斜面のベニサラサドウダ

レンゲツツジは足が速い。新坂平・白樺牧場、見晴山で一瞬の輝きを放っていたが、今は見る影も無い。山域で最も高度の高い黒檜山ならと訪ねてみたが、山頂から北にのびる稜線あたりもまばら。それでも駒ケ岳に向かう下りでは笹の斜面を彩っていたから、まずまずとしとこう。
黒檜山ー駒ケ岳のツツジの名物はドウダンであろう。1500mあたりまでは旬を過ぎた感があるが、高度を上げれば今が盛り。一見地味なツツジだが、次々と現れるベニサラサドウダンとサラサドウダンは見ごたえがあった。
あいにくガスッていたが梅雨の真っ最中とて、降られなければ良としよう。早朝登山は気分がいい。6:30には歩き始めたから、帰路の駒ケ岳では5〜6分おきに登りの登山者と行き違った。ボート乗り場の上のトイレのある駐車場は朝は淋しかったが、千葉ナンバーの大型バスなどで満杯になっていた。

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