−小雨の鍋割

まもなく鍋割の山頂

梅雨明け宣言以来、しっかりした梅雨が続くからやるせない。
薄日がさすはずで計画したのに出発時は小雨模様。次という日の見通しがない為さんのお供ゆえ往生して箕輪に向かう。歩けないほどの雨ではない。
支度を始めると隣に女性二人ずれの車が到着。「登るんですか」「ええ」てな会話を交わし一足お先に歩き出す。
目的はお花詣でだからしごくのんびりと登る。ヒノキの薄暗い樹林帯でギンリョウソウ(銀竜草)を撮っていると「これなんですか」というわけ。で、にわか仕立ての四人パーテイが鍋割ー箕輪間をピストンした。
こんな天候だからほとんど買占め状況。霧にけむる稜線は3000メートル級でもこれまでなどと、たたえあいながらのひと時でした。
稜線では一株のノハナノショウブが何よりのご馳走。
新坂平のお花畑をご案内することになり、見事に咲いたコオニユリウツボグサがで迎えてくれ面目をほどこした。
ここでお別れし、帰り道の39番カーブ付近でキツリフネを撮って本日の山行は一段落。