我家の花

−隅田の花火

03年の初冬にも二度咲きしたが、いかにも幼く別種のようだった。ところが今年は6月始めとまったく同じように開花したから驚く。 暑さにかまけ小一ヶ月も放置してきた菜園は「みっちゃん」の奮闘でようやく救い出された。さすがの猛暑も峠を越したようだ。…

−シモツケを挿す

シモツケはユキヤナギやコデマリの仲間、下野の国(栃木県)に多いことからこの名で呼ばれるが、実は本州から九州にまでひろく自生する。 山野草は自生がお似合いだが、この花は以前から庭木や盆栽になっていた。それならと最近、産直で二株(赤と白)ほど買った…

−ギボシ咲く

猛暑に負けて庭も菜園もほったらかしである。収穫だけはするが、青物ばかり。…キュウリ、ピーマン、シシトウ、フシミアマナガ、メズラにオクラ。色物は時折トマトが混ざるくらい。 そんなおり、ツツジの合間から紫色がチラリ、おっとり刀で参じると何と去年…

−マンデビラ

通称デプラデニアとか。何れも知らなかったが花は綺麗だ。 最近我家でも時たま洋風の花が咲くが、「みっちゃん」の友達が花好きなことに由来する。 園芸店などに行くと舌を噛みそうな名前の花が多い。そうした花の中には一寸したきれはしを挿すと芽を出すも…

−コバギボウシ

昨年咲いた株からは、いまだ花芽がでない。今年はダメかもしれない。 そんな折、「みっちゃん」が以前いただいたツユクサの鉢に見慣れない蕾を発見。刈り込んでみると何とコバギボウシではないか。 それから数日、今では立派なコバギボウシが開花寸前である…

−シモクレン

シモクレンは良く二度咲きする。 返り咲き、狂い咲きとも言うが、返り咲きあたりが表現としては穏やかではないだろうか。 花の形や色なども春先のほうが気品にあふれる。この時期の花は、茂った葉陰になりあまり目立たないが、今年は隣家の瓦屋根を背景に浮…

−ハンゲショウ

今年はすでに何回もこの花が新聞やテレビをにぎわしている。季節を示す目印にはもってこいなんだろう。 今年の我家では、茗荷とアヤメの葉っぱに押しまくられだいぶ窮屈そうだ。そのせいか、徒然で扱うのが小一ヶ月も遅れてしまった。ここ数年毎年のように紹…

−百日紅

一度絶えた木がヒコバエから復活して4年目の夏、「猿が滑る」(サルスベリ)には程遠いが、だいぶ大きくなった。 この花はとても寿命が長い。が、けっして花持ちが良い訳ではなく、一度咲いた枝先から再び芽が出てその先にまた花が咲くのである。このさまを、…

−小菊街道

やや大げさだが、菜園までの道を小菊で埋めたくて春先に挿し芽をしておいた。 その小菊を黒マルチで地温を上げながらおろして見た。結構うまくいって、街道は大げさだが何とかなりそうな雰囲気である。マルチをしなかったほうはまだ小さいから効果は抜群であ…

−ガクアジサイ

柿の木の下にある典型的なガクアジサイ。雨の少ない梅雨にもめげず頑張っている。 一番最初に咲いた“隅田の花火”は完全に終わった。 ふっくらしたボンボンのような紫陽花の方は、どうしたことか今年は茗荷と競合している。紫陽花の根元付近からタケノコみた…

−睡蓮がまた咲いた

一回目は5月上旬に咲いた。 昨年より一ヶ月ほど早かった。花が終わりしばらくすると、根回りに蕾のようなものが出てきた。実は昨年も同じようなものを見つけ、戴き先に聞いたら「睡蓮は二度も咲かない」との事。そのうちに消え果てた。 今年のものは実にリ…

−ネジバナ

てっきり山の花と思い込んでいたが、芝さえあれば何処にでもあるではないか。 我家のつましい芝生でたった一本のネジバナが咲いた。保護のために立てた小柱のテッペンにはトンボが。思わずシャーターを切った。 この花、小さいながらも蘭(ラン)なのだそうだ…

−紫陽花の一番手

「みっちゃん」のお手柄である。 四年ほど前に苦労して名前を突き止めた。その名も“隅田の花火”。あまりにもピッタリで二度と忘れたことがない。 花の寿命がすこぶる長い。紫陽花の先陣をきりながら、花色を変えて巧みに生きのび、紫陽花類の最後を飾る芸達…

−夏グミ実る

うらの生垣に赤い実がなっている。 グミらしいとは思っていたが、今日の新聞に出ていたので撮ってみた。ぐみ科ぐみ属の夏グミのようだ。 「赤い実が美味しいが熟れないと渋い」そうだ。実は沢山ついたが、北側のコサだから大部分は落ちてしまった。「グミ酒…

−秋海棠

この花、実は「摘み花アート」の作品である。 昨日、高校時代の同級生の奥さんに頂いてきた。 花壇や庭においてもまったく違和感が無い。材料は粘土と針金、着色は油絵具だと言う。葉っぱや花びらなどは粘土を薄くのばす。葉脈や虫食まで忠実に再現された部…

−ホタルブクロ

初代は富士見村生まれだった。 シランを頂いたおりに、その株に混じって我家に来た。6月半ばに咲いた記録があるが、いつとはなしに絶えてしまった。 昨年、太田と境から頂いた内の境株が咲き始めた。初代より大分赤みが強い。今回は周辺の環境に恵まれたよ…

−のびるの蕾

細い茎の先端に塊が見えます。 ここから長い花柄が伸び6弁の小さい花が沢山咲くそうです。咲かずにムカゴになってしまうのも多いそうです。 我家のノビルは、食べられたりむしられたり目の敵のように扱われるので、これほどになったことはありません。たま…

−馬鈴薯の花

先日の強風で大分ばらけたがほぼ全部の株に花が付いた。地上部の元気が良すぎる。 何年か前には花に実がつき、珍しいと新聞種になった。あの時でもこれほどに花が咲いたわけではない。今年は、地上の実には期待が持てそうだが、本来の方は果たして?。間もな…

−薔薇が咲揃った

春先に剪定し、株まわりに2回ほど薔薇ようの肥料を与えた。 現金なもので、との株も何時もより蕾が多くつき一つひとつが大き目だ。すでに満開の株もあるが、一輪も開かないのもあったが、今朝すべてが咲揃った。 最後に開いたのが左上の薔薇。「みっちゃん…

−睡蓮咲く

昨年より一ヶ月ほど早い。昨年は開花寸前のものを頂き、植え替えたからその分遅れたにしても一ヶ月の差は大きい。 西日の影が葉に射している。まもなく第一日目が終り眠りにつく。 明日は風が収まるらしい。僅か三日きり咲かない睡蓮に静かな環境をあげたい…

−今年の睡蓮

昨年頂いた睡蓮が今年も蕾を三つ付けた。 そのうちの二つは早くも水面に顔を出した。去年より随分と早く咲きはじめそうだ。 今年はやはり暖かいのかメダカも元気が良い。間もなく繁殖が始まりそうだ。 昨年の睡蓮を見る

−ジャーマンアイリス

ドンピシャは同級生がこの道の専門家。 連休ともなるとアイリス畑に長い行列ができる。 そんな縁で、昨年から写真の二種が我家で咲くようになった。 珍しいかどうかさえも分からないが、今まで咲いていたものより随分と落ち着いた雰囲気だ。 結構増えるから…

−シラン咲く

これとほぼ同様なのがもう一箇所にある。 奥に咲いているのはジュウニヒトエだがあわてて紹介した咲き始めより今のほうがはるかに良い。 サクラソウやヤマブキソウなども一輪咲いたのをあわてて載せたが、すこし辛抱すれば何倍もよくなることを始めて体験し…

−ヤマブキソウ

別名は草山吹(クサヤマブキ)。 山吹にそっくりな花をつけることからの命名だろうが、いかにも似ている。 赤城山では5月の末に前橋赤城線の白川のほとりに群生(赤城山の花−ヤマブキソウ)する。 誕生花の辞典:「ヤマブキソウ」は4月16日の誕生花

−オキナグサ咲く

3月22日に、「サクラソウにオキナグサ……等などが次々と発芽」と書いた。 その彼らだが、まずオキナグサが咲き始め、今ではそれらしい彩になっている。サクラソウは三箇所で発芽したが、そのうちの一箇所で昨日咲き始めた。強風の中、今日は花数が少し増え…

−葉が展開

花穂に気づいてから一週間、四枚の葉っぱがひろがってきた。 こうなったほうが、一人静(ヒトリシズカ)の名にふさわしい。一週間前にあわててUPしたのを悔いている。 一週間前のものを見る

−ニワザクラ

バラ科サクラ属の落葉低木。 奥のほうに直径が2〜3センチの、古い株がある。 昨年、周辺から何十本もが発芽し、4〜50センチに株立ちして年を越した。そのいっぽん一本に何十と言う数の八重の花が咲いた。今年も新たに、たくさん株立ちしている。もちろ…

−オオデマリ咲く

四年ほど前に柴町の稲含祭で買ってきた。 その年は律儀によく咲いたが、その後アブラムシにやられ散々だった。去年、思い切って剪定をし風通しを良くしたのが功を奏したかもしれない。 剪定のおりに、小枝を挿しておいたのが発根(円内の写真)した。 四本ほど…

−ヒトリシズカ

昨年戴いたヒトリシズカを二箇所に分けて植えましたが、二箇所とも芽が出ました。 別名、ヨシノシズカ(吉野静)とか。「吉野」は「……吉野の里に降れる白雪(古今和歌集−坂上是則)」の「吉野」でしょう。「静」は、静御前だそうです。 じつにに雰囲気のある花で…

−スミレ

スミレ+早咲きで検索したらコスミレ、アオイスミレ、タチツボスミレの3種を紹介するブログにめぐり合った。 コスミレは葉のうらが紫色で該当せず。アオイスミレは香りが良いとあるが、四つん這いで嗅いだがダメ。タチツボスミレは、ガクに特徴があると言う…