−ストーブ修理

朽ち果てそうな我家のストーブの芯周り

今年の初めに、折りたたみ傘を修理した。押し詰まった年の瀬で今度はストーブの修理である。
いずれの修理も「もったいない精神」がささえになったと言いたいとこだが、発端はさほどに気高いものではない。悲しいかな単なる買い渋りの成れの果てだ。
今度も苦労したのは、適合する部品探し。なにしろ95年製のものだから、製品名を入れても検索に引っかからず往生した。アラジンは人気が高く専門的に扱うサイトさえあるからたいしたものだ。
万事窮して、製造元の北関東営業所に電話してみた。型番を言ってからしばらくまたされたが在庫があると言う。13年間も良くぞ保管していたものである。近所の量販店を通してお取り寄せ願うことにした。一週間もまてば入ると言う。写真は今にも朽ち果てそうな芯周りだが、さほど老朽化する部品があるわけではないから芯を交換して反射板でも磨けば新品同様に生まれ変わりそうである。それどころか、具合が悪くなったままにしておいた電池式の着火装置も復活しそうでひそかにほくそ笑んでいる次第だ。
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