−晩秋の赤城南面

青年の家周辺のモミジ

家をでたのが10時ちょっと前だからあまり選択肢がない。思案の末、青年の家からうずら林道に入り相吉林道とのT字路が登山口の鍋割山を選んだ。
紅葉はだいぶ山を下り青年の家周辺がドンピシャ。
吉林道から登るには標高差が500mほどもある。丸々一ヶ月以上もブランクのあるドンピシャにはいささかきついが、今更ひるむ訳にもいかない。
最近の雨で落ち葉の縞模様が残る登山道を辿る。
空はうす曇り。最初から急登が続く。高度を上げるたびにゴルフ場周辺のカラマツと松の緑がパノラマ状に輝く。
岩場に刻まれた急登をよじ登る。周辺の梢は竹ぼうきみたい。辛抱して前山を回りこむと前方に笹にくるまれた鍋割山が顔を出す。山頂までの高度差80mには丸太階段がしつらえてある。初心者もベテランも一歩一歩こなす以外に山頂には出られない。貸しきり状態の山頂で少し遅い昼食。
青空が出て来た。振り返ると鍋割山の前山が、たなびく雲を背景に浮かぶ。「みっちゃん」ともども大満足で帰宅する。山行時間は昼食含め3時間弱。お手軽ハイキングコースの紹介です。
夕食は、大前田(産直)由来のお雑煮でした。