2003-01-01から1年間の記事一覧

[ほかの花]−八方池の巴弟切草 ▼7日(日)「みっちゃん」がクラブの山行で八方池方面に行ってきた。多少ガスッたようだが、綺麗な花をたくさん撮ってきた。▼みっちゃんの山行録を中断しているのでこのコーナーでいくつか紹介する。▼写真はトモエオトギリソウ。…

−ヤブラン(藪蘭)が咲いた

▼南天の足元のヤブランがヒッソリと咲いた。たまに寄せてもらう町議宅の車庫脇は実に見事だ。▼細い葉の常緑樹だが、普段はさして目立たない。花が咲いてようやく気づく。▼やがて木犀が咲き、金色の花びらが地面やヤブランの葉に降り敷く。玄関を開けハッとし…

−シロハギ(白萩)咲く

▼春先に根元から刈った白萩が、大きく伸び地面に向かって見事だ。▼「萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」 (万葉集)…草冠に秋の萩は、秋の七草の筆頭だ。▼ところで“朝貌の花”って…「朝貌の花」は、「アサガオ(朝顔)」とも「ムクゲ(木槿…

−大滝の水量は豊富

▼そろそろ「Web版−赤城山の花」を一区切りに。そんな思いで3日(水)、赤城大滝に行ってきた。▼粕川は、大滝の下流で足尾層群と呼ばれる古いチャートが露出している。気の遠くなるほどの年月、滝が掘り崩し、水が押し流した結果だ。▼雪のときには感じなか…

−我が家のミズヒキ

▼我が家の花も久しぶり。この間、紹介する花もなかった。▼狭苦しい庭の一角にボケと蔦にはさまれキミカゲソウ(スズラン)とキンミズヒキがよちっくらっている。前者は時期はずれだがミズヒキはドンピシャ。▼朝写しそこなってガッカリしていたら、西日も結構さ…

−天体ショー

昨夜のテレビが、月と火星の大接近を報じた。見たいと思ったのが22時。すこし遅かった。朝刊の写真は、月の真下に火星がある。1時間20分ほど前のものだ。地球と火星の大接近は8月27日のことだった。が、その後も火星は、マイナス2.7等級という明…

−赤城山の〝血の池〟の事

28日、軽井沢峠付近に車を置き、大胡赤城線沿いに関東ふれあいの道を小沼方面に向かった。小沼に出る直前に血の池に出る。不気味な名前だがミジンコのなせる業とか。この池は小沼火山の時の噴火口に水がたまったもので、降水量の少ない年には水が枯れ草原…

−アキアカネが真っ赤に

処暑(23日)の日、みっちゃんと黒檜山に行ってきた。ようやく夏らしくなった赤城はどこも超満員。半年振りの黒檜だったが、駒ヶ岳方面の木段が整備されとても歩きやすくなっていた。黒檜方面は、ススキの穂が出揃いもう秋。花は丁度入れ替えの時期で特に…

−蜘蛛の巣と霧雨のハーモニー

戻り梅雨みたいな毎日でうんざり。その上、菜園はアメヒトの大発生。発見の遅れで杏子は丸坊主。その下のナスが危うい。無農薬の信念を棚に上げ、消毒したいが雨が止まない。 赤城へ気分転換にレンゲショウマを追った。今日こそと満を持したが、あるべきとこ…

−吾亦紅と赤トンボ

今年は陽気がすこしへそを曲げているようだ。台風が過ぎて、晴れ上がったんだから台風一過には違いない。が、その後に「秋晴れの…」と続くと困る。「まってくれ、俺まだ夏やってないよ」と言わなければならない。ところが、山はすんなり事実を受け止め、もう…

−赤城山はトンボがいっぱい

安原氏の「赤城山の花」に魅せられ、無我夢中で始めたWeb版が本日で117種になった。▼「私は野の花」と本人が言い出しそうなものも入れての話だが。▼「自分が撮った赤城山の花」という以外に特別な価値はない。しかし、この挑戦で、見分けのつく花がふえ、…

−池ノ平は花盛り

今年は、春先から〝赤城山の花〟に魅せられ、順調に画像が増え、密かに悦に入っていた。そんなおり、よそのパソコンで自分のHPを見た。−Web 赤城山の花−の色が違う、一瞬固まってしまった。自分のモニタ−では、そこそこの色だったのに。プリントアウト…

−立ち寄り湯は霧積館

三人旅も回を重ね、今回(22日)は碓井安中方面。鉄道文化村経由で昼食は磯部簗。ここで折悪しく水難事故を目撃。験直しに霧積へ向かう。道を間違え右往左往。軽井沢経由で小雨の霧積館に着く。一浴に600円を投じ、有名な西条八十の「僕のあの帽子…」の一…

−百日紅咲く

いちど絶えたはずの百日紅が咲きだした。まだ背丈も小さく、はしりだから一輪写すぐらいが丁度良い。▼10月半ば頃まで、「一度咲いた枝先から再度芽を出し花をつけ、咲き続けているように見える」と…。▼加賀千代女(かがのちよじょ)が「散れば咲き 散れば…

−許すな「コマクサ」盗!

▼赤城に「コマクサ」(東京新聞)に触発されて来た。案内してくれた青木崇(80)さん。「もう復活はムリ」とポツリ。▼この株(写真)は10年かかっている。何株か残してあらかた持っていかれた。「果たして今年は種が…」と。▼聞くのが辛い。復活に成功した本…

−知人宅でキジバトが…

▼知人宅(富士見)のベランダ先でキジバト(ヤマバト)が抱卵。ちょうど目の高さ。▼本来、雛を育てるには動物性の餌が必要だが、ハト類はピジョンミルク(食道の一部がふくろ状になった部分で分泌される脂肪分やタンパク質を多く含んだ物質)で給餌するため…

−(セイヨウ)ヒルガオ」咲く

▼色の白い、「ヒルガオ」によく似た花が我が家に咲く。かきむしった篠藪の跡でさかんにツルを伸ばしている。▼「野草のおぼえ方」(小学館)に、都市周辺では花の白いセイヨウヒルガオをよく見かける、とある。都市周辺はともかく、他の条件はピッタリだから…

−ハハコグサがほどよく

▼「せりなずな ごぎょうはこべらほとけのざ すずなすずしろ これや七草」のごぎょう=御形が咲き出した。▼この時期、雑草がすこぶる元気。広くもない庭や畑周で格闘してる。「山野草なら写真に収める。周辺の雑草は目の敵」の身勝手さにハッとした。心のゆれ…

−うら田圃に早苗立つ

▼半夏生に入って、遅まきながらの田植えあとを蛙が賑わす。▼かつて30戸程(今は700戸余)の部落の最北端の我が家は、田植えをする人々の水飲み場だった。見渡す限りつづく水田。子供の足でずいぶん歩いても、視線を遮る物は何もなかった。田圃っ川で魚…

−鍋割山のヤマオダマキ

▼新聞の天気予報だと、今日・明日がほどほどで、週末はまた崩れると言う。寸暇を惜しんで赤城のドンピシャ情報を発信しているつもりだったが、鍋割は2ヶ月ぶり。▼ツツジが一区切りし、狂乱の混雑が「今は昔」。箕輪に車5台の寂しさ。▼今回、登山口からすぐ…

−三国山のニッコウキスゲは少し早かった

▼ニッコウキスゲは夏を告げる花。御荷鉾山で開花、の報を見たが実感がわかない。まずもってメッカは尾瀬。少し譲って、谷川山域もなかなかだ。この日、三国山を偵察した。▼梅雨晴れの予報に反して三国山は小雨。伊勢崎が31℃だと言うから、予報官泣かせの気…

−我が家のアジサイ

▼アジサイの似合う季節になって久しい。しかし、青っぽいのとピンクっぽいのの咲き具合が揃わない。▼早くも、青などは疲れはじめてきた。もはや全景写真ではとても無理。そこはそこ。「貧すれば鈍す」で、様子のよさげなのを合成?と、よからぬ企みがひらめ…

−北明かりに花の果実が

▼北明かりの花に果実がなった、同じナス科のトマトにそっくり。▼以下、ジャガイモ博物館の受売り▼ジャガイモの花に果実がなるのは稀有。毎日新聞岐阜版に、「珍しくジャガイモに果実」の報道があるほど。▼慌てものの私、「少し黄色みをおび透明感が出れば食…

−半夏生の花穂立つ

▼紹介済み(6/13)の、「半夏生」の“花穂”が立った。▼植物の件は一件落着。続いて暦の半夏生について。▼本日は二十四節季の夏至。この日から11〜16日目(七夕前の5日間)が半夏生。夏至の末候「半夏生ず」が語源。「生(ず)」じたのは、「からすびゃく…

−ガクアジサイ咲く

▼落ちる前にと、杏子を取に行ったら見頃になっていた。この花は周辺の花びら(装飾花)だけが開く。▼ほら吹き・移り気・あなたは冷たい、元気な女性・高慢・無情・辛抱強い愛情、等など多彩な花言葉を持つ。▼土壌によって咲く色が変わる。今朝の潮流が、「リ…

−もらいもの咲く

▼ヤマホタルブクロが咲いた。出身地は、富士見村は白川の沿線。先月シラン(紫蘭)に混じって我が家に来た。咲くまで知らないうかつさが悲しい。▼ききょう科で、「愛らしさ・誠実・忠実・正義」の花言葉を持つ。▼名前の由来が面白い。漢字で山蛍袋/山火垂。…

−霧の覚満淵

▼梅雨晴れのひと時、沼尻から五輪尾根を歩き、陣笠山から厚生団地経由で戻る。途中、野生のクリンソウを写し、覚満淵へ回る。▼主役は、ズミからレンゲツツジに。話し声は騒々しいが、霧で何も見えない。鮮やかなレンゲツツジが急に視界に飛び込む。▼人影の入…

−ムラサキカタバミ咲く

▼「喜び・心の輝き」が花言葉。「たかがカタバミされどカタバミ」、なかなか奥が深い。▼アスファルトの隙間に咲く黄色い花は、見向きもされない。が、フウロソウを思わせるこの花を、山道で見かけたら大騒ぎだろう。▼南アメリカ原産の園芸種が、野生化したら…

−ハンゲショウ

▼半夏生、半化粧。別に片白草(カタシログサ)の名を持ち、生れは宮城村。梅雨の薄暗がりが似合い、ペンキをこぼしたような白にハッとさせられる。▼半夏生は、どくだみ科の植物。この科の植物には花弁もガクもない。▼白い葉は、ドクダミの白い花びら(?)に…

−我が家でも白加賀を収穫

▼ついに梅雨入り。今年の3月15日、みっちゃんが展示館に投稿した梅(白加賀)を収穫した。▼今年もまた自前の梅酒を仕込もう。’81年ものを頭に結構たまった。消費も考えなければ。▼たしか、この木は、近くの園芸試験場生まれ。そんな気がしてならない。…