2006-01-01から1年間の記事一覧

−繁殖にメド

昨年100本近い挿し芽をしたヒメコブシだが、冬越できたのはわずか二本。 いずれも楊枝みたいに細くいじけ、小指の爪にも及ばない葉が申しわけみたいに1〜2枚づつ付いているのみ。枯れた挿し芽を始末したおり、この先どうなるか案じられたが、とりあえず…

−墨田の花火

一度絶えかけた紫陽花が咲いた。 この紫陽花、“墨田の花火”と言う。そう呼ばれても恥ずかしくないほど立派なガクが周辺を飾る。 ガクアジサイの一種だが、いかにも遅い。花火のシーズンに合わせた開花でもあるまい。他のアジサイはとうに剪定が済み、来年の…

−ギボウシ咲く

アメヒトがひどい。毎朝消毒しようと思って起きるが、ぐずぐずしているうちに暑さに負けて見送ってきた。日ごとに葉が少なくなり、「みっちゃん」が言うには、地上の独活の葉がやられ茄子にも被害が及んでいるらしい。こうなると近所も心配していることだろ…

−雷模様で宙返り

久しぶりに赤城へ向かう。もう9時を回っている。 天候も怪しいから行き先は鍋割に決めた。土曜日で、しかも、お盆の連休に入ったのに箕輪の駐車場は空っぽ。 沼田方面から雷鳴が聞こえる。風も強い。行けるとこまでと、11時少し前に歩き始めた。二組くら…

−根子岳

ヤナギランが咲き始めたようだ。マルバタケブキなども健在らしい。全体的に今年は遅れているといっていたが、マツムシソウの写真を見ると必ずしもそうではないのでは、と思う。 さてこの写真、同行した皆さんの見立ては「オミナエシ(女郎花)」で一致したよう…

−盛夏の赤城

本日の赤城は、やはり暑かった。新坂平先の温度計は24℃、だった 目的はコバイケイソウの写真。Web赤城山の花にまだない。春先、銚子の伽藍周辺に沢山有ったのを思い出し、本日、追っかけ開始。 小沼の駐車場から長七郎山に向かう。長七朗山の山頂から茶…

−次々に孵化

昨年は大量死を体験したが、その後は一匹の犠牲もない。今もって、何故死んだかはわからない。 成魚はとなりの火鉢の水槽で、春先に入れた睡蓮の日陰で快適に暮らす。写真は、孵化用の浅い水槽だが、すでに、6月中ごろから3〜4回も、孵化を重ねた。すべて…

−八間山は花盛り

富士見峠の駐車場に車は皆無、完璧な貸しきり状態。7時に歩き出す。 登山口からお花畑の連続で、高度はままならない。コマクサを堪能。フウロ草やシモツケ、ギボウシとトリアシショウマ?、ヤマハハコなどが群れをなす。周辺の山並みにガスがかかるが遠方に…

−フシグロセンノウ

退職してまもなくの頃、赤城の鍋割に登った。稜線に出ていくつかのピークを越えた山道脇でこの花を見た。8月の藪は濃い緑につつまれ、そこを割るようにして朱赤の花が、浮かんで見えた。このときの感動が「Web赤城山の花」を続ける支えのひとつになった…

−苗場山−小赤沢

「みっちゃん」が、クラブの有志と苗場山に出かけた。 小赤沢コースをとり、梅雨明け間際の、田植えみたいな山道を、根っ子をかきわけて登ったらしい。いまだ山頂直下の雪田は健在たが、さすがに少し痩せはじめ、その周辺にチングルマが群生していたという。…

−徳蔵寺の蓮

昨日に続き話題は今日も蓮。 徳蔵寺では最近、ご子息があとを継いだ。が、ここでは前のままである。 住職は山野草にくわしくコマクサなどを庭先で育てている。本堂の庭に立派な蓮池をしつらえ、毎年そこに綺麗な花を咲かせる。 花びらが散ると蜂の巣みたいな…

−あかぼり蓮園

くだんの蓮園は、磯(旧赤堀)町の「天幕城趾」にある。 シーズン最初の日曜日と重なり、新聞などの前宣伝が功を奏したか小雨の中、ごった返していた。以前小菊まつりを紹介したが、会場はごく近い。 周辺の田園風景に溶け込みながら、赤・白の蓮が所狭しと咲…

−ムラサキシキブ咲く

ジュウニヒトエ、ムラサキシキブ、ヒトリシズカなどと言う花々が我家で咲く。退職前までは、どれひとつとして知る由もなく、退職した年に張り切った庭掃のおりムラサキシキブを大伐採、ジュウニヒトエを根だやしにし「みっちゃん」に叱られた。 最近、高校の…

−浅草岳情報

昨日、「みっちゃん」が山の仲間と新潟の浅草岳に行ってきた。 雪の残る前岳を越えた笹混じりの草原一帯を姫小百合が咲染めていた。瞬間、すべての苦労が報われ歓声があがった。雨模様を気にして出かけたが、姫小百合は“梅雨あっての花”だとの思いを新たにし…

−簡単挿し芽床

春先に、挿芽した小菊が五鉢とも順調に育っている。 これに味をしめたか、最近「みっちゃん」がやたらと草花を挿している。最近ではプランターの一つが専用みたいになり、かなりの効率で発芽している模様だ。発芽したものは早めに鉢に上げ、水遣りや肥培に気…

−お馴染の半夏生咲く

昨日が夏至。数日前から化粧を開始しUPを催促している感じがしていた。 今年は、半夏生の周辺の植生がだいぶ変わってしまった。手前の元気な葉が冥加。その先に矮星のアヤメがあるが、その中に入り込んでいるのは半夏生だろう。三つが渾然として一体化しは…

−山頂のレンゲは蕾

昨日、花見が原から黒檜山をピストンしました。薄日がさし天候には恵まれました。 1600m付近のベンチのある休憩所の周辺はレンゲツツジが満開状態。黒檜山のビューポイントへの山道と東斜面あたりはまだ蕾が主です。白樺牧場はそろそろ峠を越すでしょう…

−小菊に挑戦中

菊づくりなど思いも及ばなかったが、昨年の10月半ばに赤堀町(現伊勢崎市)で見た小菊に惹かれ目下挑戦中。 小菊はたった一本の菊ながら、鞠状に育ち周辺にびっしりと花を咲かせる。大きいものはひと抱えにもなる。小菊のいわれは素人考えながら咲く花が小さ…

−三つ目の睡蓮

この睡蓮は、水中に三つの蕾と三つの葉っぱを付けて我家に来た。早くも翌日にはひとつの蕾が開いた。 夜になると「眠る蓮」にふさわしく花びらを固く閉ざす。翌日はいくぶん赤みを増す。三日目には別の花と見間違う程の花色になるが、四日目はもう開かない。…

−レンゲツツジ

白樺牧場はこれからです。ようやく咲き始めました。駐車場が不足気味ですからそのつもりで。 見晴山は今がドンピシャ、近いのに何が違うんでしょう。 お勧めは小沼付近。こちらは意外と静かです。歩くも良し、どちらにも対応しています。 山なら地蔵岳の八丁…

−ミズヒキの葉

ミズヒキは前年のこぼれ種から生える。繁殖力旺盛で、小さい芽をたくさん出すから、頻繁にむしってほどよい範囲に閉じ込める。 斑入りの葉が梅雨晴れの朝日に照らし出され輝いていた。慌ててカメラを取りに駆け込んだ。 梅雨が終わる頃にはミズヒキらしい長…

−三日目の睡蓮

写真を二枚貼る方法が分からない。それでいて、日に日に花色が濃くなる睡蓮をそのままにはしておけない。写真だけ入れ替えようかとも考えたが、比較できるほうが面白そう。そんなわけで三日目の睡蓮のお出まし。

−睡蓮咲く

今日も睡蓮の件。朝おきたら一輪咲いていた。とても綺麗だが、水面ぎりぎりに咲いている。 「はてな?」。熱帯睡蓮なら水面から突き出て咲くはず。それに、屋内では冬越できないはずなのに、兄弟株は屋外で冬越ししていた記憶がある。我家に来たのは温帯睡蓮…

−瓢箪から駒

欲しい欲しいと思いながら見ていたテレビが、熱帯睡蓮の超簡単な繁殖法をやっていた。葉っぱを切り取り反対にして水面に浮かべる。やがて根が伸び、植え替えれば繁殖完了、と言うもの。すぐに試みたが上手くいかなかった。 よせば良いのにこの方法、“知った…

−月下美人

昨年との著しい違いは、同じ茎の左右から接近して二個が同時に咲いた。ことである。 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、サボテン科クジャクサボテン属の常緑多肉植物。日本で多く流通しているクジャクサボテン属(Epiphyllum属)には…

−山頂からの展望(南)

5月15日、「気まま……」さんと歩いた銚子の伽藍の切り欠きを地蔵岳の山頂から確認してきた。 侵食の進む川面を歩いた実感と重ね合わせても、これだけの切欠きができるのに何年を要するのだろうか。想像さえもできない。 悠久の歴史が刻んだ、牛石連嶺から…

−地蔵・荒山・不動大滝

◆地蔵岳では、ようやく山野草が動き出したがまだ「ショウジョウバカマ」の世界。 地蔵岳での大きな変化は、山頂付近の朽ちたロープウエイ関連施設などが撤去され、三本木尾根の全貌と大沼全体が一望できるようになった。 ◆荒山のアカヤシオは前浅間の稜線を…

−ユキノシタ咲く

今年も2〜3日前から開きだし先ほど満開になった。 「先ほど満開」?って。朝には手持ち無沙汰だった「八」の字が花穂をうめきった。この辺で「まッ!、いいか」、てのはどうだろう。 この花で思い出す言葉は、「てんぷら」と「ダイモンジソウ」で尽きてし…

−アカヤシオの季節到来

赤城山でも、遅れていたアカヤシオが咲き始めました。 とはいっても、今年は裏年?でしょうか。一般道は少し物足りないかもしれません。 写真は、前浅間(荒山−地蔵岳)の稜線で撮ったもの。山影は右のピークが鍬柄山、左側は鈴ヶ岳でしょう。 ザイルを要する…

−キンポウゲ

山などで見るのと雰囲気は違う。が、花壇でも結構楽しい。 花びらがキラキラ輝くのは、花びらのなかの〝でんぷん〟の作用らしい。 キンポウゲ科には50属(トリカブト、フクジュソウ、オダマキ、オキナグサなどなど。もちろんピンポウゲ属も)1500種もの…